【心霊いい話】山で会った少女に貰ったお手玉を爺さんに渡すと泣き出した。この少女が実は・・・

怖い話

yuzu20122077_TP_V4

451:本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 02:18:44.10 ID:4gQ1Lmk30
>>450
子供の頃は変なものが見えるよ

馬鹿でかくて大人しい自分にしか見えない犬とかな

455:本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 13:48:55.76 ID:5of4o6V9O
>>451の言うように変なモノが見えるのは同意。

私の爺さんは四国の山奥に住んでいて、朝7時位まで霧がかかるような山頂で、湧き水と山の幸だけで暮らす陽気な人だった。
家は壁が無く、四方を襖や障子だけで囲っている。縁側は幼稚園児の背より高く、祈り蜂が大量に共存していたのだが、私は大好きで毎年長居していた。

ある日、爺さんの薪割りを弟と手伝っていたんだが、女の子に鎌は持たせられないと言われて、拗ねて裏山へ行った。
山は竹や杉の落葉樹ばかりの性で、足元がいつもふかふかしているので、昼寝には丁度良かった。
今思えば、日中もあまり陽が射さないような山の中に、子供一人をよく行かせたなとなるんだが、爺さんは私有地に杭を打ち、赤い紐と鎖を繋げて、道に迷わないようにしてくれていたので、平気だったんだ。

適当な傾斜に寝転がってみたものの眠気はこない、むしろ苛々で目が冴えている。ちっ、とか舌を打った時、不意に横から「そんなんしたらいかん、女の子やん」と訛りの強い声がした。
振り向くと少し年上だがやけに痩せて、地味な着物を着た女の子がいた。
ここに来るまで誰にも会わなかったし、落葉樹の落ち葉だらけの中で、足音一つしなかったのはおかしな話だが、同世代の登場に私は色めき立った。
遊びたい、話をしたい、と切り出すと、彼女は直ぐに了承して相手をしてくれた。着物の袖口から、端切れを縫い合わせたお手玉を出して教えてくれたり、落ち葉を漁ってカブト虫の幼虫探しをしたり、中々ワイルドな時間が楽しく、それから毎日家族の目を盗み山に行った。
彼女は私にずけずけと話し、甘い物を持ってこいとか服を交換しろとか命令した。でもそれも幼な心に嬉しくて、私の中で秘密の遊び相手になっていた彼女は、とくにフレアスカートを気に入っていた。言動は男勝りだけど女の子らしい事が好きなようで、微笑ましかったな。

456:本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 13:57:47.76 ID:XJvC727JO
ほお、着物の少女か
山の神さんかな

457:本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 14:12:58.89 ID:5of4o6V9O
続き
ある日、爺さんが朝から集落の集まりで家をあけたので、弟がついていくと言い出した。
「姉ちゃんばっかずるい」と言うので、仕方なく彼女の元へ。
今まで彼女とはお互いの話をしていなかったので、いきなり弟を連れて行く事に緊張したのだ。

しかしいざ合流すると、人見知りの弟なのに意外にも直ぐに打ち解けて、三人で缶蹴りをして遊んだ。
暫く時間を忘れてはしゃいでいたんだが、不意に彼女は弟をじっと見て、「○○やんに似とるなあ」とぼやいた。
私は知らない名前だったが、弟はぴんときたようで「それって爺ちゃん?」と返した。
彼女はびっくりして「○○は、爺さんになるような年になっとん?ほんま?守人さんとこの○○って呼ばれてる?」と聴いてきたので、それには私達で頷くことができた。
爺さんは、落ち武者の末裔だ。分家で、唯一国道に近い場所に住んでいるのは、本家を今も守っているから守人さん、と呼ばれているらしい。実際私達も「守人さんちの(私)ちゃん」と、呼ばれる事がままあった。
私達の反応を見た彼女はぼうっとした後、泣き出した。そして初日に触らせてくれたお手玉を取り出し、「これを○○に渡して欲しい、あんたらの事からかってごめんな、次はもっとわがまま聴いたげるけん」と、言うなり駆けて行ってしまった。

私達は呆然としてしまったが、爺さんと折り合いの悪い家の孫娘かな、と言い合いつつ家に戻った。
寄合から帰ってきていた爺さんに、何気なく「女の子にもらったで」とお手玉を渡すと、爺さんの顔が一変。端切れだらけの地味なそれを、味わうように眺めた後に震えた声で、「○○と燃やしたお手玉や」とぽろぽろ泣きだした。
私は女の子の名前を聞いていなかったが、爺さんの呼んだ名前が、なぜかそうなんだなと腑に落ちたのを覚えている。

後で聴いたのだが、家の無駄に高さがある縁側から、転落シした子がいたらしい。そしてそれは爺さんの姉であり、私達と遊んでくれた女の子だろうと。
彼女とはそれから一度だけ会った。インフルエンザでふらついた足で、学校の階段を降りていた時で、頭を打ち血が出た日に。「大丈夫やで、私みたいにならんようにお願いしたから」と、言ってくれたあの笑顔を、今も忘れられない。
長々すまん!

458:本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 14:24:01.73 ID:5of4o6V9O
>>456

リアルタイムで反応くれて嬉しいw
多少脚色しているが、爺さんの姉でほぼ間違いないらしい。山の神様?にもあったことあるが、みんな子供には優しいんだよな。
女の子が親戚だと分かって神棚に置いていた写真をみたが、そっくりだったよ。


461:本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 21:51:03.96 ID:BvV7AQzxO
>>457
いい話しや

引用元:https://toki.5ch.net/test/read.cgi/occult/1297407806/



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